ワークライフバランス

時短勤務の女性会計士が管理職の場合

更新日:

女性会計士が管理職かつ時短勤務制度を適用している場合、私の知る限りでは、かなりの方が帰宅後に持ち帰った仕事をしています。もちろん時期によって緩急はあるものの、必要に迫られて長時間労働をしているケースも見受けられます。

管理職になると、部下に仕事を振って進捗管理することが求められますし、仕事を振らずに自分で抱え込んでしまえば「管理能力がない」とみなされます。しかし、自分以外のチームメンバーが現場で残業する中、自分だけが早く帰宅することに罪悪感を感じたり、既に多くの業務を抱えているメンバーに追加業務を割り振ることに難しさを感じたりするケースもあるのではないでしょうか。

時短勤務制度を適用している以上、残業をしないというのが、形式的にはあるべき姿のはずです。また、家庭を大切にするために休みを取ることももちろんあります。ただ、少し考えさせられてしまう、モヤモヤとするケースも聞くことがあります。

ある時短勤務の女性管理職が、部下の女性に仕事を依頼して定時で上がった。仕事を依頼された部下の女性も子供が小さく、残業すると延長保育料もかかる状況であるにも関わらず、上司が先に帰宅して不在の中、部下の女性のみ一人で残って作業していた。

産休直前の女性が体調不良のため、法定休暇に有給休暇をつなげて早めに休みに入れないか時短勤務の管理職の女性上司に相談したところ、今は業務が忙しいので、法定の産前休暇に入るまでは仕事をして欲しい旨を伝えられた。しかし、その女性上司は自分の家庭の都合で、そのメンバーが産休に入る前に長期の休みに入っていた。

会計士に限らず起こり得る話かと思いますが、チームメンバーとのコミュニケーションが不十分だと、不平や不満が生じることがあります。管理職の女性も、当然チームメンバーの状況は把握しているはずなのに、自分ばかりを優先するというのは、周囲から白い眼で見られることにもなりかねません。

管理職だからといってすべてを自分で背負うのは負担が重過ぎますが、だからといって、自らの権利を優先させすぎてメンバーに負担がかかるのも避けたいところ。ワークライフバランスを図るのはなかなかハードルが高い場合もあります。

-ワークライフバランス
-, , ,

Copyright© 女性会計士のキャリアプラン , 2026 All Rights Reserved Powered by STINGER.