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監査法人のメリット・デメリット

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監査法人で働く女性会計士が、ワークライフバランスを考えて転職を検討する場合、まずは転職サイトに登録してどのような募集があるかを見ると思います。そうすると、監査法人との給与や勤務条件の違いに改めて気付きます。そこでわかる目に見える違いを含め、私が考える監査法人で働くメリットとデメリットは次のとおりです。

<メリット>

・給与が高い:一般事業会社と比べ、給与水準は高い場合が多いと思います。

・基本は7時間勤務:7時間半や8時間勤務の会社が世間一般では多いのではないでしょうか。

・男女平等:一般企業では、昇進時に男女で差が付くケースも。監査法人では仕事さえできれば、男女差別はほとんどなく、かなりフラットなのではないかと思います。

・同僚の頭がよい:一緒に働く仲間がみな会計士試験を通っているので、均質的に頭がよく、ちょっと言えば話が通じて、快適に働けます。仲の良かったクライアントの女性に、(チームの仲間がみな頭がよいのは)普段は自覚しないかもしれないけれど恵まれたことで、一般の会社だといろんな人がいるのが普通だよ…としみじみ言われたのが印象的でした。

・会計士登録費用を負担してもらえる、CPEが取得しやすい:会計士登録費用は毎年それなりにかかるので、転職後はあえて会計士登録を辞める人もいます。CPEも、監査法人を離れると、毎年の取得が割と面倒です。

<デメリット>

・繁忙期は激務を覚悟:一番のデメリットはこれではないでしょうか。働き方改革により変わってはきたものの、やはり繁忙期にはとても忙しくなります。ワークライフバランスは、この時期はあきらめましょう。

・上りつめる人以外は残りづらい:やはりUp or Outの世界なので。パートナーを目指し昇進し続ける人以外は、なかなか長期的に残りづらくなると思います。仕事優先でバリバリではなく、ワークライフバランスを図りたい、パートナーまで目指すことは考えていないとなると、監査法人での将来のキャリアプランを描くのが難しくなってきます。

このように、メリットも多いと思いますが、このデメリットが曲者です。「奥さんが会計士の場合、家庭が崩壊して子供が登校拒否になったり、いじめにあったりするケースが多いんだよね…」との、とあるパートナーの方の言葉が思い出されます。もちろん、女性会計士でパートナーまで昇格されていらっしゃる方で、家庭も大切に、育児にも力を入れている方もいらっしゃると思います。ただ、仕事に多くの時間も労力も割かなければならず、絶対的な時間が少ない中で、実家の支援なく家庭との両立を図るのは、並々ならぬ努力と意志が必要なのではと個人的には思っています。

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